2020年01月14日

「九九』を覚えた頃の話

ひなののかけ算の記事を書いていて

「ひなのがかけ算の九九覚えた時」のことを
昔のHPの記事を遡って
探してみたら

すごく懐かしくて
すごく胸がいっぱいになったので

下に転載します。

興味のある方はどうぞ。  ↓




2004年10月25日  

学校から帰宅したら、ランドセルから紙切れが一枚、

ひらひら〜〜っと落ちた。
子どもの字で「5のだん」5×1=5 5×2=10 5×3=15

・・・と続く。
「2のだん」2×1=2 2×2=4

・・・つまり「九九の表だった」
それぞれの式の上に「ごいちがご」というルビまでふってある。
今学校で2の段と5の段の暗唱をやっている。
紙の隅に「kanaちゃんがひなちゃんのために作ってくれました」

と先生のコメント。
「放課にKanaちゃんがひなちゃんに九九を教えていましたよ」

というお話も聞いた。
先生よりも母親よりもなんて頼もしい、なんてステキな「せんせい」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


2004年11月4日

「ひなちゃん、3の段、合格です」と、先生が。
「うっそ〜〜〜!」
5の段・2の段・・・ときて、ちょっとオマケもあると思うけど合格して

さすがにその先は無理だよな〜と、母は全く教えていなかった。


しかしkanaちゃんは、あいかわらず手作り九九の表の3の段を

作ってくれて、放課に教えてくれているらしい。
先生も九九の表を手にひなのの九九の暗唱を聞いてくださっている。


ひなのはまだかけ算の意味までの理解は難しいようだけど
「九九」も歌の歌詞のように音読の文章のように覚えていく。
さんいちがさんさにがろくさざんがくさんしじゅうに・・・


私はひなのがやる前から「どうせ・・・。まだ無理」と、

思ってしまうことがある。
でも先生も、お友達もひなのも決してあきらめない。


   『ひなちゃんが 5のだんやった すごいなあ』
   『ひなのちゃん ゆっくり九九を やっている』

 (お友だちの川柳から)


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2004年11月10日


ランドセルの中に、たくさんの色紙が入っていた。
色紙の裏に書いてあったのは、かけ算の問題。
問題は、ひなのの字ではなかった。
答えは、たどたどしいひなのの字だった。
何枚かは、赤で○と「おめでとう!80てん!」
などど書いてあった。


「これ、どうしたの?」
「Mちゃんが〜」「Kちゃんが〜」
お友だちが問題を作ってくれたらしい。
それで、採点もしてくれたらしい。


「ひなちゃん、いっぱい勉強したのねえ」
「うん!そうだよ!」


2年生の大難関(?)九九の暗唱は
ひなのだけでなく、子どもたちみんな、必死でがんばる項目。
その、みんなの「がんばっている」姿が
ひなのにも良い刺激を与えているのがわかる。


自分のことで精一杯・・・じゃなくて
ひなのにも向けてくれる気持ちを
ひなのも喜んでいるのだろう。
ゆっくりだけど、少しずつ。


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2004年12月3日

九九も終盤。クラスのほとんどのお友だちが、

あがり九九・下がり九九・バラバラ九九のテストに

合格しつつあるらしい。


仲良しのお友だちの九九カードや、問題や、

手作り賞状で励ましてもらいながら
ネットの友人から「九九の歌」も送ってもらって

ボチボチと覚えてきたひなのの九九も

「5・2・3・4・6の段」まで来て中休み。 
「7・8・9」は「わからん」と言ってやる気がない。

答えの数も大きくなるしね。
でも毎晩お風呂でひなのが九九を言うのを聞く。

掛け算の意味をほとんどわからないまま、

丸暗記しているひなのもある意味スゴイと思う。


九九を全部覚えられたら

先生手作りのトロフィー(ペットボトル再利用)が

もらえるらしい。
さて、いつもらって来るでしょう???


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2004年12月7日 

個人懇談での話。


「九九合格トロフィー」はグループ4人が

全員合格しないともらえないらしい。
まだもらってないグループはいくつかあるらしいけれど、

ひなののグループもまだ。
ひなの以外の子は合格してひなのの合格を待つのみ。
「不思議に誰も文句は言わないんですよね〜」と先生。


先生手作りのペットボトルトロフィー。

とても廃物利用とは思えない。みんなが欲しい。
もう、もらった子もたくさんいる。


でもひなののグループに限らずまだもらえない子たちは
「合格できていない同じグループの友だち」を

「お前のせいで・・・」とは誰も言わない。
「他の時には喧嘩はするしいろいろあるんですけどねー」と、

先生はおしゃいますが。


帰り際。Yudaiくんママに出会った。

今、Yudaiくんはひなのと同じグループ。
「ごめんねー。ひなのが合格しないんでまだトロフィーもらえなくて」
「なーに言ってるの!そんなのお互いさまよー。

ゆっくりいけばいいのよー。私、『ボチボチ』って言葉が好きなのー」


Yudaiくんはクラス1・2を争う、元気な男の子

なのにひなのに本を読んでくれる
優しさを持つ。

Yudaiくんの大らかさはこの母譲り。


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2004年12月8日  『 いろんな「キモチ」が詰まってる』


もらってきた!九九合格トロフィー!!!
帰宅して「これっ!これっ!」と見せてくれた

キラキラ輝くトロフィー。
先生の手作りだから。
友だちが一緒に待っていてくれたトロフィーだから。
友だちのお母さんたちも一緒に待っていてくれたトロフィーだから。

友だちが一生懸命九九を教えてくれて

やっともらえたトロフィーだから。

いろんな「キモチ」がたくさん詰まっているトロフィーだから。
キラキラ度もさらに輝いて見える。


ひなのの合格はだいぶオマケ。
最後の7・8・9の段は「読めたら合格」にしてくれたらしい。
先生も「ひなちゃんの合格」をどうしたものか?と悩んだそうで


同じグループの子たちに

「どうする?ひなちゃん、まだだけど君たちだけもらう?」
と聞いてみたら
帰ってきた答えは「いい。待ってる」


今日はひなのと同じグループの友だちもやっと

トロフィーを手にすることができたのね。
「九九合格」という栄誉と「友だちを思いやる」栄誉とを一緒に。

http://www.mc.ccnw.ne.jp/hinano/dekigoto.2004.10htm

http://www.mc.ccnw.ne.jp/hinano/dekigoto.2004.11htm

http://www.mc.ccnw.ne.jp/hinano/dekigoto.2004.12htm


posted by Midori at 22:39| Comment(0) | ひなののコト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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